がん保険の選び方

がん保険には「終身と定期の2タイプがあります

がん保険定期

がん保険を選ぶ時にとても大切なのは、保険期間の「終身と定期」の違いを理解しておくことです。
この2つの違いとそれぞれの特長を理解しておくことで、がん保険に限らず全般的な保険選びがずっと楽になります。

がん保険の保険期間

がん保険には、医療保険と同じように「終身と定期」の2つのタイプがあります。
近年の主流は「終身タイプ」であるように思いますが、定期タイプのがん保険も様々な保険会社から発売されています。
「終身と定期」2つの違いは保障期間・保険期間です。

終身タイプは「一生涯保障が続く」
定期タイプは「一定期間保障が続く」

まったく同じ保障内容で2つのタイプの保険を比較すると保険料が安くなるのは保障される期間が限定されている「定期タイプのがん保険」です。
終身タイプは保障期間が長い分、定期タイプと比較すると保険料は高くなっています。

終身タイプのがん保険が人気

終身タイプのがん保険が人気なのには2つの理由が考えられます。

①がんの罹患時期として多いのが高齢になってからであること
②がんの治療が始まると、いつまで治療が続くか分からないから

という2つの理由があるのではないでしょうか。
がんという病気の特長として、「浸潤、転移、再発」があります。がんの部位、進行度にもよりますが、がんの治療が終わっても必ずしも「完了・完治」ということがなく、いつまで治療が続くのかが分からない状態になる可能性が高いということです。

一度がんに罹患すると新たに「がん保険」に加入することはできません。
ですので、一生涯の保障を確保されておくことで、例え「がん」という病気との闘病生活が始まったとしても一生涯続く安心を手に入れることで、治療に対する先行きの不安を少しでも解消できるのではないでしょうか。

定期タイプは保障に終わりがある

期間限定保障の定期タイプのがん保険はいつか保障が終わる時期がやってきます。
例えば、60歳満期のがん保険であれば「60歳で保障が終わる」というのが定期タイプのがん保険です。60歳までしか保障がありませんので、終身タイプに比較すると保険料は安くなります。
60歳満期のがん保険に加入されている方が「58歳で胃がんになった」という場合。58歳時点は保障期間中ですの加入しているがん保険から保障を受けることができ、胃がんの治療にがん保険が役立つことでしょう。
無事に治療が終わり、その後は年に数回の定期健診で経過観察になったとします。
経過も順調で「無事に60歳」を迎えたこの方のがん保険は60歳時点で保障は終了します。
「60歳以降はがん保険はいらない」ということであれば、なにも心配する必要はありませんが、一度がんという病気の治療をし「がんという病気を身近に感じている」方にとっては、がん保険が無い状態。というのは不安に感じられるかもしれません。

定期タイプ、終身タイプ、どちらのがん保険が最適か?というのは人それぞれです。
がん保険にどのような保障をいつまでの期間で求めているのかによって適切ながん保険の保障期間は変わってきます。

一定期間は手厚い保障が必要

定期タイプのがん保険を特におススメしたいのは「ある一定期間は手厚い保障がほしい」という方です。
例えば、
◆子供が産まれて、住宅も購入し、もし「がん」で治療が長引くと困る。
◆自分で事業をしている自営業者の方。
◆事業で借り入れを多くしていて、自分自身が病気になると事業が行き詰る。

こういった方は、ある一定の期間は手厚い保障を確保しておきたい。しかし、なるべく保険料の負担は抑えたい。と考えておられることでしょう。
このように一定期間は手厚い保障が必要という方におススメです。

定期と終身を組み合わせる

「がん」という病気に手厚く備えておきたいということであれば、加入方法としておススメなのが「定期と終身を組み合わせる」という方法です。
診断金が多いタイプのがん保険などで一定期間は手厚い保障を確保する(定期タイプ)
通院や抗がん剤治療等の治療内容に応じた保障は一生涯保障のタイプで基本的な保障は確保しておく(終身タイプ)
というように、2つ以上の保険を組み合わせて、保障を確保するという方法もあります。

がん保険でどのような安心を手に入れたいか?

重要なのはご自身が「がん保険」という保険商品に対してどのような保障を手に入れると安心が確保できるのか?ということを知ることが大切です。
「がん保険に入いれば安心」ではなく、ご自身にとっての安心とは何なのか?原点に立ち返って考えることが重要です。