がん保険の選び方

保障内容をシンプルにして保険料を抑える

保険料を安くする

がん保険の保険料を抑える(保険料を安くする)には2つの方法があります。
①保障期間(保険期間)を短くする
②保障内容をシンプルにする
それぞれについて解説します。

がん保険の保険料を抑えたい

がん保険の必要性は高く感じているものの、「実際にがんになるかは・・・?」という方も多いのではないでしょうか?
また、日本では健康保険制度も充実していますので、がんになったからと言って治療費が払えないほど莫大な請求がある。とは限りません。
実は保険会社のマーケティング戦略の影響もあってか「がんの治療費に対するイメージ」を勝手に作り上げてしまってい、影響を受けている。という方が多いということもあります。
がん保険を備えることは必要なお金ではあるが、なるべく毎月の保険料は安くしたい。という方の対策法のご紹介です。

①保障期間(保険期間)を短くする

がん保険の選び方の一つのポイントとして、がん保険は保障される期間が短くなるほど、同じ保障内容のがん保険であっても保険料は安くなるということがあります。
いつまで保障されるかという保険期間の事例として、

  • 終身保障
  • 60歳まで保障
  • 10年間保障

上記の3つの保障期間であれば、保障される内容が同じ保険であれば期間が最も長い「終身」タイプが一番保険料が高いということになり、契約開始から10年間だけ保障されるタイプ(定期)が保険料は最も安くなります。
「保険料をとにかく安くしたい」ということであれば、まずは一定期間だけが保障される「定期タイプ」のがん保険にすることで保険料は安くすることが可能です。

がんと年齢

がんという病気の特長は高齢になるほど罹患率増える病気ということにあります。統計的には若い年齢よりも、年齢が高くなるほど「がん」になる確率は高くなっています。
終身タイプであれば、高齢になっても加入時と同じ保険料で保障されますので、高齢になるほどがん保険から給付金等を受け取る確率は高くなります。
10年間保障するがん保険と比べると分かりやすいのではないでしょうか。
30歳の人が40歳になるまでの10年間と比較した場合と
70代、80代の人が「がん」になる確率を比較して考えればどちらのがん保険の保険料が高くなるかが分かると思います。
がん保険の保険料を安くしたいのであれば、保障される期間が限定されたがん保険を選ぶことで同じ保障内容であっても保険料は安くなります。

②保障内容をシンプルにする

がん保険により多くの保障、充実した保障が付くことで保険料は高くなります。
単純に考えると

  • 入院給付金日額が「10,000円/日」と「5,000円/日」
  • 診断給付金が「100万円」と「50万円」

それぞれの保障で、保障が半分であれば保険料は半額になります。
これだけではなく、がん保険には様々な保障が付いています。保険会社によって2つのパターンに分かれます。

A.保障の取り外しができないパック商品
B.必要な保障が選べるオリジナルプラン商品

保障額の大小は選べても、保障内容の追加・削除ができないパックプランになっている「がん保険」は、提示された金額で加入するしか選択肢がありません。内容が選択できない「○○定食」や「○○セット」みたいなものです。
一方で、必要な保障内容だけを選べるオリジナルプランのがん保険を販売してる保険会社もあります。好きなおかずだけを取って、自分でオリジナルの定食を作るようなものです。
がん保険の相談をすると「がん保険としてのプラン」を提示されると思います。その中の保障について、取り外しや増額ができるのかを確認してみましょう。
どの保障も必要なように感じたり、保障が無いと不安に思うかもしれません。しかし、本来の目的が安い保険料でがんの保障を最低限であっても持っておく。ということであれば、思い切って保障内容を削ることで保険料を下げることが可能です。
また、保険会社、がん保険の商品によっては契約後に追加で保障を特約として付加することができる会社もあります。
例えば、今は最低限の保障を選択したとして「後から保障は追加できますか?」と加入時に担当者に相談してみるのもおススメです。

既に加入している保険と一緒に

例えば、既に医療保険に入っていて、入院、手術、通院、先進医療の保障は付いている。
ということであれば、がん保険の入院保障を抑え、診断給付金だけのシンプルなプランを選択するという考え方もできます。
セットプランとして決まっているがん保険もありますが、実は販売する人が経験に基づいて一方的に作って提示されているプラン。
また、パンフレットに載っているからおすすめなプランとして提示されているということもあります。
自分にとって本当に必要な保障だけを確保して、保険料を安くするがん保険ができるのかどうかを確認してみましょう。

がん保険が必要なのか?

そもそもの問題として、がん保険が本当に必要なのか?ということも考えてみましょう。
一つは先ほど書いた事例のように、既にがん保険以外の保険に入っていて「がんの時も加入している保険から保障される」ということであれば、加入の保険ではがんの時にはどの程度の保障があるのかを確認します。
その上で、さらに充実したがん保障が必要である。ということであれば、必要に応じて不足している保障だけをがん保険で補う。という考え方もできます。

また、最初に書いたように日本では健康保険制度が非常に充実しています。健康保険の対象外となる治療をする場合には自己負担額が非常に高くなります。しかし、標準的な治療を選択するのであれば、高額療養費制度を利用することで治療費の限度額は決まっています。
健康保険制度だけではなく、会社員の方であれば会社の福利厚生制度が充実している会社であれば、病気治療時のサポートが充実しているのであれば過度に保険に入る必要もなくなります。
ご自身の現在の状況をまずは冷静に判断した上で、必要な保障を確保されることがおススメです。