医療保険の選び方

将来見直しができる医療保険がおススメ

将来保険の見直し

各保険会社から様々なタイプの医療保険が発売されています。次々と新しい医療保険が発売されるので選ぶのに困ってしまいますが、どのような医療保険を選ぶのが良いのでしょうか?

将来の見直しを前提に医療保険を考える

新しい医療保険を検討されている方に、加入する前の段階から「将来の見直しを前提に」と言われても違和感があるかもしれません。
わたしの個人的なおススメは、今のような時代に医療保険に入るのであれば「将来、見直しができる医療保険」への加入が良いのではないかと思っています。

医療保険は商品サイクルが早い

最近の医療保険の傾向性の一つとして商品サイクルが非常に早くなってきていることがあげられます。
今や医療保険は死亡保険を抜いて、人気ナンバーワンの商品です。
保険会社間同士の熾烈な競争というのが大きな要因として考えられます。
一つの保険会社が魅力的な商品を出すと、他の保険会社が追随してきます。
似たような保障内容の医療保険を新商品として発売することもあれば、既に発売されている医療保険の弱点や不足部分を補うようなタイプの医療保険であったり、価格的に優位性が高い(保険料が安い)タイプの医療保険を発売するということもあります。
また保険会社間の競争というりゆうだけではなく、社会情勢の大きな変化や医療技術の発展による医療事情の変化に対応できる新しい医療保険が発売されるということもあります。
例えば、「通院」という保障は、以前は商品自体が無くなる傾向にありました。保険金・給付金の未払い事故が多く発覚した報道をきっかけに、契約者からの自発的な請求でないと給付金が支払われない「通院」に対する保障は、無くすことで保険金未払いを防ぐという目的がありました。

しかし、医療の現場では入院期間はどんどんと短くなり、入院日数が減少する傾向にありました。
入院日数が減ったからと言ってその分、治療をしないのかというとそうではなく、入院させない分は外来診療(通院)によって治療をするという方向性へと変わっていったのです。
そうなると、医療現場の実態から見れば、「通院保障」の重要性が高まってきていますので、保険会社の事情で商品を発売しないのではなく、保険会社の内部環境(給付請求の仕組み)を変えることで、給付金を受け取りやすい環境づくりの整備と共に通院保障の医療保険を発売しています。

将来への変化に対応

医療保険に加入することで病気やケガによって、入院や手術をした時に備えることが主な目的です。
保険という商品の特性上、長期間にわたる契約のため長い先のことを考えてしまいますが、同時にすぐに保険が必要な事態が起こったとしても対応できるようにしておくことも非常に重要です。
一方で、将来の社会情勢の変化によって加入している医療保険では対応が不十分であったり、将来的には対応できないような大きな変化が起こるという可能性も考えられます。
大きな変化が起こったとしても、新しい医療保険に入り直せるような余地を残しておくことも重要ではないかと考えています。

将来と近い未来

「将来どうなるか分からないから、医療保険には入らない」という選択肢も考えられます。将来、大きな変化が訪れた時に医療保険の加入を考えるという方法です。
この場合に注意しなければいけないのは、その時点で既に病気の治療をしていたり、通院治療中であった場合には、医療保険には加入はできないかもしれないということです。
せっかく、待ちに待った革新的な医療保険が発売されたとしても、健康状態によっては加入できない可能性があることも憶えておいてください。

「最近、誰でも入れる医療保険ってのが出ているから、いま入らなくて大丈夫でしょ?」
というように言われる方もいらっしゃいます。
そういった医療保険は確かに誰でも入れるかもしれませんが、誰でも入れる分、一般的な医療保険に比べて保険料が高くなっています。
今ではなく、将来医療保険の加入を考えるということであれば、以下の制限があることを憶えておきましょう。

■加入年齢が高くなると保険料は高くなる
(年齢が高いほど、病気になる確率が高いから)
■加入時の健康状態により保険に入れないこともある
(医療保険の加入には健康状態の審査があります)
■加入時の職業や収入により加入できないことがある
(医療保険の加入には職業・収入制限があります)

将来を見通して医療保険を選ぶことも大切ですが、近い未来のことも考えて、保険料を抑えた最低限の医療保険で医療保障を確保しておくことが必要です。

切替がしやすい医療保険とは?

将来、見直しがしやすい、切替えがしやすい医療保険とは「解約しやすい医療保険」という考え方ができます。
新しい医療保険に入る際には、2つのパターンがあります。

①加入している医療保険は継続して新しい医療保険を追加
②加入している医療保険は解約して新しい医療保険に加入

保険料を支払う予算の余裕があれば、①がベストかもしれませんが、多くの人にとって保険料として支払えるお金の上限は決まっています。
医療保険ばかりに支出を傾けるわけにもいきません。
そうなると、選択肢②の選択をすることになります。新しい医療保険に入り直すということは前の医療保険を解約しても大きな損失なく、新しい医療保険に切り替えることができるのがベストです。

見直しがしやすい医療保険に

時代の流れが速く、変化も激しい現代社会においては、固定的なタイプの保険よりも変化に対応しやすい保険がおススメです。
しっかりとご自身の医療保障は確保しつつも、将来の変化にも対応できる医療保険を選ぶ。これからの医療保険選びのポイントではないでしょうか。