がん保険の選び方

旧いがん保険と新しいがん保険の違いは?

がん保険の進化

以前から長く加入している旧いがん保険と最近発売されている新しいがん保険の違いはなんでしょうか?

保障内容が異なる

がん保険が日本で発売されてから40年ほどの歴史があります。
40年前に加入されたがん保険と、最近発売されているがん保険では保障内容等が大きく異なります。
一概に「新しい保険だから良い」ということは言えませんが、40年前のがん保険と今のがん保険では何が違うのか?をお伝えします。

がん治療に対する考え方の違い

大きく異なるのは、がん治療に対する考え方の違いです。
旧いタイプのがん保険は多くの場合「がんと診断⇒長期入院⇒がんを原因として死亡」という流れを想定して、長期入院による治療のリスクを保障するようながん保険が一般的でした。
そのため、入院給付金が手厚く保障されている場合が多く、その反面「入院以外」の治療に対しては保障が無いがん保険も多くあります。

保障の考え方自体がなかった

旧いタイプのがん保険となると、商品の発売が1970年~80年代に発売された商品も多数あります。
その頃には「がんは通院で治る、放射線治療、抗がん剤治療」といった考え方が日本には存在しなかった、夢のような治療法と考えられていました。
今でこそ、携帯電話、スマートフォンは当たり前ですが、同じように以前には手のひらに収まるような端末で電話ができる、地図が見られる、情報を検索できる。というようなことは考えられない、夢物語だったと思います。
携帯電話や家電製品の場合、一定期間の買い替えサイクルがありますので、新しい商品が発売されると買い替えることで、新機能を手に入れることができます。
ところが保険は、加入時のまま保険期間の終了が来るまで保険料が変わったり、保障内容が変わるようなことはありません。
現時点から考えると、以前のタイプのがん保険は保障内容が現代の医療事情に合わない保障内容かもしれませんが、発売当時としては画期的な保険商品であったことでしょう。

最近のがん保険の傾向

新しいタイプのがん保険は、年々変化する医療事情に合わせ、多様化するがん治療に対応できる保障内容の保険が増えてきています。
がんの三大治療といれているのが「手術・放射線・抗がん剤」です。
これらの治療と「入院」は結び付かなくなってきました。

◆手術であれば、日帰り手術や手術後の短期間での退院
◆放射線や抗がん剤治療であれば、入院無しでの外来での通院治療

というように患者さんが選択をされるがん治療の方法によって、治療のスタイルが大きく変わってきているのです。
がんの部位、進行度、患者の年齢、受診する医療機関、担当医によって治療内容は変わってきます。
それぞれの治療のスタイルに柔軟に対応できるようながん保険をこれからは選びたいものです。