がん保険の選び方

通院保障は請求の面倒さもある

がん保険 通院保障

がん保険によっては「通院保障」が付いているがん保険があります。
通院は入院のように継続性が無いので、給付金の請求という意味ではご自身での管理が必要になってくる保障です。

外来での治療が増えています

近年のがん治療の傾向としては、入院から通院へと変化しているのが大きな特長です。病院の外来への通院治療にシフトしている傾向があります。
また、がんの治療として最も多い手術は日帰り手術が行われる治療も増えています。放射線治療や抗がん剤治療であれば、入院を必要としない場合も多く、通院をしながら治療されるケースも多くなってきています。
また、がんの治療後には継続的に経過をみるために通院するということもあります。
がん治療は、入院日数が短くなりました。しかしその分だけ、外来での治療にシフトしているのが最近の傾向です。

通院保障付のがん保険

以前までのがん保険は「入院給付金」がメインの保障となっているのが「がん保険の特長」でした。
がんに罹患され、治療が始まると長期に入院される方も多く、長期入院をすると、がん保険に入っていて助かった。という声に応えることができる保険です。
しかし、先ほども書いたようにがんで入院をされる日数は年々減少しています。入院給付金の対象となる入院をされないケースが増えてきているのです。
そこで、通院治療にも対応できるがん保険が各保険会社から発売されています。

通院給付金の請求

がん保険の通院保障から「通院給付金」を受け取るには、毎回給付金請求の手続きが必要です。
毎週のように通院するのであれば、通院保障に対する請求は忘れることが無いでしょう。しかし、月に1回、半年に1回程度しか通院しないということであれば、毎回の請求を忘れてしまったり、受け取れる金額に対する請求手続きの煩雑さを面倒に感じられるかもしれません。
通院をされているということは、きっと体調的にもベストな状態ではないでしょうから、毎回書類を書いて手続きをする面倒さがあるかもしれません。

まとめて請求する

通院給付金の請求は、まとめて請求する(半年分や1年分など)という方が多いように思います。
ある一定期間分の通院に対してまとめて請求をすることで、病院から取得する診断書の文書作成にかかる費用も抑えることができます。
一定期間分の通院をまとめて請求するためには、ご自身でも通院された日数をスケジュール帳で管理するなど、通院された日付の管理が重要になってきます。

注意したい日数の管理

病院が作成する診断書は最近では手書きではなく、パソコン入力のものも増えてきましたが、最終的には人の手で作成されています。
カルテなどを見て通院された日数と回数を入力し作成してくれることでしょうが、もしかすると間違って診断書に通院日数が記載されるという可能性も考えられます。
特に長期間の通院をまとめて請求される際には、受け取った診断書とご自身の通院履歴や回数に相違がないかを確認するようにしましょう。
がん保険から受け取れる通院給付金は「回数」です。何回通院したかが重要になってきますので、その数字が誤っていれば受け取れる給付金額も変わってきます。
また、ご自身で通院の記録を付けられるにあたっては、「治療の内容」も日数と同時にメモされておくのがおススメです。
がん保険の通院給付金は保険の種類、保険会社によって「通院給付金の保障対象が異なります」。ご自身のがん治療のための通院の内、どのような通院が対象になるのかを加入しているがん保険の保険会社に確認し、保障対象となる通院の回数と内容を記録し、病院から取得する診断書の内容と照らし合わせるようにしましょう。

診断給付金が大きながん保険も

通院給付金の請求はがん治療のために通院をされた回数に合わせて給付金が受け取れるような仕組みになっています。
入院よりも通院が増えているがん治療の現状に合った保障内容とも言えますが、先ほどもご紹介したように通院するたびに請求するという「請求の面倒」さがあるのも事実です。
そこで、診断給付金を「がん診断金500万円・300万円」というように多めに設定したがん保険や診断給付金が複数回受け取ることができるがん保険を選ぶことで、通院した回数ではなく、一括で給付金を受け取るようなタイプのがん保険を選ばれる方もいらっしゃいます。

給付金を計画的に使えるか

問題は受け取った多額の診断金を計画的に使うことができるのかどうか?ということです。
例えば、診断給付金300万円のがん保険や診断給付金500万円のがん保険というように診断給付金を多めに設定したがん保険であれば、初期の段階で一時的に大きなお金を受け取ることが可能です。
通院給付金であれば「通院した」という結果に対して受け取ることができる給付金ですので、受取時期も遅くなり、まとまったお金を受け取るというタイプのがん保険ではありません。
しかし、大きなお金を受け取れない分だけより計画的にお金を使うということが容易になります。
ご自身が普段扱っておられるお金の大きさや正確にもよりますが、ご自身にとって最適ながん保障の形態を見つけられることが望ましいのではないでしょうか。